FX・マルチタイムフレーム問題集05(経過確認)
問題5で先ほど引いたラインから、チャートはどのように動いたでしょうか?
こちらは、先ほどのラインを引いた後のチャートです。
【設定のライン】
A:4時間足の前回の高値圏
B:4時間足の前回上昇した価格が止められたところ(チャート左でも価格が止められている)
C:4時間足で、ラインBの次に価格が止められているところ
①:15分足のレンジの上限
②:15分足のレンジの下限、窓が開いているので、このラインは要注意
【プライス・アクション】
ストーリー0.
窓埋めが意識される場合、
ライン①の少し上までは、買いエントリー。目標のライン①到達後は、一度、決済をして様子見。
ストーリー1.
上昇トレンドが継続する場合、
ライン②のレジスタンスを上に越えてきたら買いエントリー。
価格の到達目標は、ライン①のレジスタンスが第1目標、ロスカットはライン②の下
※引き続き、上昇が続いてライン①を上に抜いた場合、上抜け確認後に買いエントリー、ロスカットはライン①の下。
ストーリー2.
しばらく下落が続く場合、
ライン②のレジスタンスから反落したら売りエントリー(ライン②に到達しない場合は、しばらく様子見)
価格の到達目標はラインB、ロスカットはライン②の上あたり
※そのまま下落が続いてラインBを割った場合、ラインCを目標に売りエントリー、ロスカットはラインBの上。
(下値が固そうなので、可能性は薄い)
一旦は、窓埋めをしてから動くと予想。その後、ライン①とライン②がサポレジとなってレンジ相場になる事も想定される。
また、ライン②とライン①の周りで、価格が上下する可能性あり。
その後の相場の動き
その後は、価格は一度、窓埋めをしてからレンジになり、その後、ロンドン市場開始後にライン②のレジスタンスを抜け、
大き目の押し目を作った後に、再度、上昇してライン①のレジスタンスを抜けました。
さらにニューヨーク開始後、ラインAのレジスタンスも上に抜けていきました。
先ほどのストーリー0、そして、ストーリー1が有効だった事になります。
また、窓の近辺に引いたライン②は何度も意識されました。
上に抜けるまではレジスタンス、上に抜けてからはサポートとして機能しています。
(ラインAも同様な働きをしつつあります)
なお、取引終了後のチャートを見ると、マルチタイムフレーム分析(MTF分析)上では、
1時間足、4時間足の上昇ダウの押し目が作られたとも見ることが出来ます。
(その後の動きが上に伸びない場合は、Wトップを作った事になります)
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