取引ルールの前提条件
トレードに有利な前提条件
ここでは、トレードのスキル作成に役に立つセオリーを数点紹介します。
基本的なトレードは「相場はどう動くか分からない」としながらも、優位性(相場の偏り)
を勝ちやすいエリアと認定し、その部分だけ資金を投入するというスタイルを取ります。
マルチタイムフレーム分析(MFT分析)
マルチタイムフレーム分析は、複数の時間軸を見ることで相場の大まかな流れを判別し、
現時点の状況から、相場がどう変化していくかを予測する手法です。
大きなトレンドには逆らわない、レンジ相場のブレイク方向など、全ての分析手法の
基礎部分になります。
移動平均線(MA分析)
移動平均線は、相場の傾きを見るツールです。多くのトレーダーたちが、今どんな
損益状況にあるか人目で分かります。マルチタイムフレーム分析と併せて使われます。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは、相場の勢い(注文の殺到具合)を図るツールです。トレンドの
開始・終了の判定が楽に出来るため、多くのトレーダーが使っています。
マルチタイムフレーム分析と合わせて使われています。
ダウ理論
ダウ理論は100年以上昔から相場で使われているセオリーです。
6つの法則なら構成され、もともとは株式市場に対するセオリーでしたが、
FXの相場理解には欠かせない考え方です。
ライントレード
ライントレードは、海外ではプライスアクショントレードと呼ばれ、
昔から相場で使われているセオリーです。
サポートライン・レジスタンスラインの考え方は今でも強烈に機能しています。
より詳しく理解するには、書籍・他のホームページなども活用して下さい。
以上は取引ルールを作るうえで欠かせないパーツとなるセオリーです。
これらのセオリーの上にルールを構築する、又は、追加してルールを構築する事になります。
【取引ルールを作る・目次】
》》1.リスクとは何か?
》》2.リスクを理解して取引スタイルを決める
》》3.取引ルールの前提条件
》》4.ロスカットの位置
》》5.トレードの禁止事項
》》6.取引ノートをつけて管理する