トレードの禁止事項
取引ルールを作るうえで、禁止事項にしたほうが良いと思われる項目を掲載します。
これらの項目は多くのトレーダーたちの失敗している箇所です。
①資金管理を守らない
》取引ロットを急に引き上げる
勝てているからと急に取引ロット数を上げる。または、敗けが込んでいるからと
一発逆転を狙ってロット数を上げる。
》1回あたりの損失許容量を2%以上とる
低いロット数では、資金が増えないからと大きなロット数からはじめる。
》資金が減っているのに、取引ロット数を下げない
マイナスの複利が効いて更に敗けが大きくなります。
②流通量の少ない通貨で取引をする
流通量が少ないと、ボラティリティ(価格の値動きの幅)が大きくなります。
価格の急激な上昇や下落が発生しやいす相場は、上級者向けで初心者・中級者は
勝ちにくい場所です。
代表例として、ポンド円、ニュージーランド円などがあります。
③ナンピンのトレード
原則「相場の動きが読めない」と考えるべきです。
逆張りの追加購入は成功すると利益も大きいですが、失敗すると大ダメージです。
④迷いながらのトレード
自分の中で検証されていない場所、自分がわからない場所での取引は禁止です。
十分な根拠が持てる場所だけトレードをしましょう。
⑤チャンスが来るのを待たない
相場の波は上下運動を繰り返しながら動きます。トレードに有利なポイントは
待っていれば、向こうからやってきます。
こちらから追いかけるのではなく、相手を待つようにしましょう。
⑥ロスカットラインを変更しない
自分が持ったポジションが含み損を抱えた場合、「戻ってくるからと」思い
ロスカット位置を変更しないようにしましう。
※
自分が持ったポジションに含み益が乗った場合は、トレーリング手法でロスカットライン
を価格に向けて引き上げても結構です。
この場合は、ロスカット位置を放置することにより、時間だ経ったら、結局、
ロスカットなったという事を防ぎます。
⑦人のアドバイスをそのまま受け入れる
助言はあくまで助言で、その内容を自分のものとするには、色々と検証する事が
必要になります。
【取引ルールを作る・目次】
》》1.リスクとは何か?
》》2.リスクを理解して取引スタイルを決める
》》3.取引ルールの前提条件
》》4.ロスカットの位置
》》5.トレードの禁止事項
》》6.取引ノートをつけて管理する