三角持ち合いライン
三角持ち合いラインとは・・・
三角持合ラインは、レンジ相場と呼ばれる状態で発生します。
トレンド相場が一旦落ち着き、レンジ相場になると、高値は切り下げ、安値は切り上げる
形状が見られることがあります。
上記は、ダウ理論の下降トレンドの途中で発生したレンジ相場のチャートです。
オレンジの2本ラインで三角を形成している部分が三角ラインです。
レンジ相場は、上下いずれかにブレイクした方向に大きく動きます。
三角ラインは、そのブレイクの初動を捕らえる為のラインです。
この場合、相場は大きく下に動いていますが、オレンジの下のラインを抜けている事が
見れると思います。
エントリータイミングは、移動平均線の傾きや上位足の動きを確認しつつ、
三角ラインをブレイクした時点になります。
上記は、ダウ理論の上昇トレンドの途中で発生したレンジ相場のチャートです。
この形状は、相場用語でペナントやフラッグと呼ばれる事があります。
オレンジの上のラインを抜けて、大きく動いている事が見れると思います。
三角持ち合いラインの特徴
三角持ち合いラインは、切り上げ・切り下げライン同様、通常のサポートラインや
レジスタンスラインと違い、ローソク足のラインブレイクを計るラインです。
判断が済むと使われなくなります。従って、機能する時間は極めて限定的です。
大体、ローソク足10~20期間で、利用価値はなくなります。
また、このラインは移動平均線の位置がトレンド継続のカギを握りますので、
移動平均線といっしょに使われます。
この三角パターンの形状と特徴については、以下を参考として下さい。
≫≫レンジ相場のチャートパターン
上位足でも利用されている
三角持ち合いラインは、レンド継続の開始タイミングを計る為の斜め線で、
主に5分足~15分足の下位足で利用されますが、上位足の2時間足・1時間足でも
機能します。


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