FXの下降トレンドの戦術②戻り売り
上記は4時間足の下降トレンドの戻り売りを示したチャートです。
チャート図の各ラインは、青ライン:短期移動平均線(8期間)、赤ライン:中期移動平均線(20期間)、灰色破線(日足の移動平均線8期間)、ピンク破線(日足の移動平均線20期間)です。
そして、赤色の斜めラインは4時間足のエントリー候補です。
下降トレンドの押し目 ①②の15分足
上記は先ほどの4時間足チャートの①~②部分の15分足チャートです。
チャート図の各ラインは、青ライン:短期移動平均線(8期間)、赤ライン:中期移動平均線(20期間)、灰色破線(47期間)、ピンク破線(4時間足の移動平均線の8期間)、黄色破線(4時間足の移動平均線の20期間)です。ローソク足の周りにある紫の曲線はボリンジャーバンド[2σ]です。
赤色の水平線は4時間足のエントリー候補ラインです。
また、AとBは15分足のエントリー候補です。
各ポイントを選んでいる理由は、
①と②:日足と4時間足の短期と中期の移動平均線が下向きのエリアで、波が下に抜けて
戻ってきたところにあたります。一般的にはレンジブレイクと呼ばれている状況です。
A~B:上記と同様に、上位足の下降トレンドを利用したレンジブレイク狙いの
エントリーポイントです。
※1:下降を続けていた相場で、利益確定の買戻し注文が殺到した為、予想外に
大きく戻してきたところです。再度、下に向いた時点でエントリーの候補になります。
※①やAでエントリーしたショート(売り)ポジションの利益確定をするところが、課題となる上昇です。
下降トレンドの押し目 ③④の15分足
上記はページ頭の4時間足チャートの③④部分の15分足チャートです
赤色の斜め線は4時間足のエントリー候補ラインです。黄色の斜め線は15分足のエントリーの
候補です。
このエリアは、売りのパーフェクトオーダーの相場です。ショート(売り)が圧倒的に有利で、
買いは圧倒的に不利な相場の典型的なパターンです。
各ポイントを選んでいる理由は、
③④:4時間足チャートで引いた切り下げラインです。このラインを割ったらショート
(売り)エントリーとなります。
A~E:日足、4時間足の短期と中期の移動平均線が下向きである事を背景にした
15分足の切り下げラインです。下方向に有利な相場なので、一旦、エントリーできるとかなり
の利幅が取れることが確認できると思います。
また、全てのポイントが、一度、上に登った波が下がって来た所となっている事にも
注目して下さい。
下落トレンドの起点 ⑤~⑥の15分足
上記はページ頭の4時間足チャートの⑤⑥部分の15分足チャートです
赤色の斜め線は4時間足のエントリー候補ラインです。黄色の斜め線・水平線は15分足の
エントリー候補です。
ここは、長く続いた下降トレンドが一息ついて、トレンド転換を迎えつつあるエリアです。
上位足の4時間の短期・中期の移動平均線も傾きが、無くなりつつあります。
各ポイントを選んでいる理由は
⑤⑥:4時間足チャートで引いた切り下げラインです。このラインを割ったらショート
(売り)エントリーとなります。
日足・4時間の移動平均線の傾きを気にかけつつ、トレードするエリアです。
A~D:日足、4時間足の短期と中期の移動平均線が下向きである事を背景にした15分足の
切り下げラインです。
そろそろトレンド終了が濃厚となり、15分足の短期~長期の移動平均線が上に傾いています。
また、下げても、あまり伸びない所が多くなってきています。
※2:日足、4時間といった上位足の移動平均線の傾きが角度のある下向きから、水平に、
そして、上向きにと変化しつつあります。
こんな状況の時は、取引を控える、又は、ロット数を抑えるなどの対処が必要になります。
【FXの戦術と戦略・目次】
》》1.基本戦略を立てる
》》2.上昇トレンドの戦術①トレンドの起点
》》3.上昇トレンドの戦術②押し目
》》4.下降トレンドの戦術①トレンドの起点
》》5.下降トレンドの戦術②戻り売り