ダウ理論・上昇トレンドのエントリー候補の例
ダウ理論の上昇トレンドを利用した代表的なトレード方法は、大きく見て主に以下の3つが
考えられます。
上昇トレンドを利用する場合は、マルチタイムフレーム分析(MTF分析)で上位足の流れが
上昇トレンドである事が大前提になります。
ダウ理論を作っているチャートの時間軸が15分や5分の場合、少なくても1時間以上の
時間軸が上昇トレンドである事が前提になります。
1.レンジブレイク後の買いエントリー
ローソク足が、なかなか上に抜けない、つまり、売りと買いが攻防を繰り返している
水平ラインを上にブレイク後にエントリー。
価格がブレイクする前に、安値の切り上げが続いている事にも着目。
2.レンジブレイク(三角持ち合い)後の買いエントリー
ペナントのチャート形状を参照してもらえばと思います。
三角持合いはブレイクした方向に大きく動きます。
このチャートでは、価格がブレイクする前に安値の切り上げが続いている事にも着目。
※なお、上昇の起点部分(赤い星の近辺)には上位足の移動平均線の接触等が考えられます。
3.切下げラインブレイク後の買いエントリー
上昇トレンドの途中から、一時的に下降トレンドが発生した相場で見られます。
この相場のポイントは下落しても前回の安値を越えていない点にあります。
※ローソク足の上昇の起点部分(赤い星の近辺)には上位足の移動平均線との接触等が
考えられます。
移動平均線との接触が押し目買い開始のシグナルになっている可能性があります。
フラッグのチャート形状を参照してもらえばと思います。
上昇トレンドの買いエントリーは、エントリー後になかなか上に伸びず、下がるときは
一気に下がるなど、案外難しい実感があります。
上昇が始まったところで、飛び乗りとなる事が多いです。
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