天井圏・底値圏のエントリー候補例
天井圏・底値圏の代表的なトレード方法は、次のパターンがあります。
天井圏のチャートはダウ理論の上昇トレンドの山頂近辺、底値圏のチャートはダウ理論の
押し目近辺でも、よく見られます。
なお、落ちていく方向や、戻ってゆく方向は、やはり、マルチタイムフレーム分析(MTF)
の上位足の方向が重要になります。1時間~4時間足以上の時間軸のトレンドの方向が
反発、反落のヒントになりやすい。
1.高値圏のエントリー候補例
天井圏の山は、大体、肩口と山頂で出来ています。シングルトップ、山頂だけというのは、
ほとんどありません。チャート形状ではWトップや三尊が有名です。
天井圏のエントリー候補は、肩口の近辺となります。
上昇時は、肩口の山を作って、上に抜けた時は買いエントリー、
下降時は、肩口の山を作って、下に抜けた時は売りエントリーが一般的です。
山の肩口を作った起点の価格帯や、肩口の山頂の価格帯は、その後、しばらくの間、
プライスアクションに影響を与え、ライン分析でも、かなり重要な価格帯になります。
2.レンジブレイク後の売りエントリー
底値圏の山は、天井圏のチャートの逆のイメージになります。
谷の構成は、大体、ネックライン(戻り高値)と谷底(ボトム)で出来ています。
シングルボトム、谷底だけというのは、ほとんどありません。
チャート形状ではWボトムやトリプルボトム、逆三尊が有名です。
底値圏のエントリー候補は、ネックラインの近辺となります。
下落時は、ネックラインの山を作って、下に抜けた時は売りエントリー、
上昇時は、ネックラインの山を作って、上に抜けた時は買いエントリーが一般的です。
ネックライン(戻り高値の近辺)とWボトム等の価格帯は、その後、しばらくの間、
プライスアクションに影響を与え、ライン分析でも、かなり重要な価格帯になります。
【ライントレード・目次】
1.サポートライン分析
2.レジスタンスライン分析
3.ネックライン
4.切り上げラインと切り下げライン
5.三角持ち合いライン
6.サポート・レジスタンスのブレイクパターン
7.ダウ理論・下降トレンドのエントリー候補例
8.ダウ理論・上昇トレンドのエントリー候補例
9.ダウ理論・レンジ相場エントリー候補例
10.天井圏・底値圏のエントリー候補例
11.窓と水平ライン